現場レポート

北陸新幹線軌道敷設工事

北陸新幹線は、長野・金沢間が着工されており、平成26年度末の完成が予定されています。その中で当社が施工している軌道工事の現場をご紹介致します。

工事概要

北陸新幹線は、東京から大阪までの路線で、長野、上越、富山、福井等を経由するルートであり、その延長は約700kmとなります。現在は、長野・金沢間が着工されており、平成26年度末の完成が予定されています。また、開業後の金沢・東京間の所用時間は、約2時間28分となり、大幅な時間短縮が見込まれています。

当社は、長野・金沢間の能生工区を担当し、上越市と糸魚川市において、総延長16k007mのスラブ軌道敷設工事を行っています。

北陸新幹線ルート平面図

能生工区

工事名北陸新幹線、能生軌道敷設他
発注者鉄道建設・運輸施設整備支援機構 北陸新幹線建設局
工事場所新潟県 上越市、糸魚川市 地内
工事区間189k013m ~ 205k020m
工事期間平成22年4月13日 ~ 平成25年3月12日
主要概要(土木工事)軌道構造スラブ軌道
線路延長16k007m
最小曲線半径R=4,000
最急勾配15‰

当社施工箇所

工事進捗状況

2010年8月現在

平成22年年7月6日より施工を開始し、レールを集積するためのレール貯積台の設置工、25mレールおよび200mロングレールを横移動するためのテルハ設置工が完了しています。

現在は、平成22年7月26日より本線敷設用の60k・25mレールの搬入が始まり、25mレールを200mレールに溶接する1次溶接工事が始まっています。

レール搬入開始

レール搬入開始

レール貯積台設置

レール貯積台設置

レール横移動用テルハ設置

レール横移動用テルハ(※)設置

(※)「テルハ」とは、床上式天井クレーンのこと。クレーン装置で、主に荷の上げ下げと横移動を行います。

2011年1月現在

スラブ軌道敷設工事は、レール上を走行する工事用機械を使用して行います。そのために、上り線と下り線を往来できるように、工事用渡り線を敷設します。1月現在は、その渡り線の敷設が完了し、工事用仮軌道の敷設を行っております。

工事用渡り線敷設

工事用渡り線(トンネル内)敷設

工事用渡り線敷設

工事用渡り線(明り)敷設

工事用仮軌道敷設状況

ロングレール送込み装置を使用した工事用仮軌道敷設状況

2011年5月現在

敷設された工事用仮軌道上を走行する工事用車両を用いて、軌道スラブは運搬敷設されます。軌道スラブ敷設完了後、路盤鉄筋コンクリート、及び突起コンクリートと軌道スラブとのすき間にCAモルタル(セメントアスファルトモルタル)を注入し、軌道スラブを固定します。

ロングレール運搬編成
ロングレール運搬編成

工事用渡り線を通過するロングレール運搬編成

ロングレール運搬編成
ロングレール運搬編成

工事用渡り線を通過するロングレール運搬編成

2011年9月現在

2011年9月現在、スラブ敷設、CAモルタル注入共に全体の約53%を完了しています。また、9月12日には、当工区全線の工事用仮軌道が敷設完了しています。これにより、使用が終わったレール貯積台、およびテルハのてっ去も行いました。

工事用仮軌道全線敷設完了

工事用仮軌道全線敷設完了

ロングレール運搬編成

工事用渡り線を通過するロングレール運搬編成

ロングレール送り出し状況

ロングレール送り出し状況

テルハてっ去状況

テルハてっ去状況

2011年12月現在

2011年12月現在、スラブ敷設、CAモルタル注入は全体の約65%を完了しています。

冬期間に向けた工程調整、及び施工品質確保のため、明り区間のスラブ敷設、CAモルタル注入を優先して行い、11月9日に完了しました。

作業は入念な打合せのもと、電気業者等による鋼管柱建植作業と平行して行われました。

明り区間スラブ敷設完了

明り区間スラブ敷設完了

明り区間スラブ敷設完了

明り区間スラブ敷設完了

明り区間スラブ敷設状況

明り区間スラブ敷設状況

明り区間CAモルタル注入状況

明り区間CAモルタル注入状況

2012年6月現在

2012年6月現在、スラブ敷設工、CAモルタル注入工は、当工区全線施工完了しました。

それに伴い、大型工事用機械の取卸しや工事用渡り線のてっ去も行いました。

今後は列車を滑らかに、安全に高速で走行させるための最終作業、レール面整正を行っていきます。

スラブ敷設・CAモルタル注入全線完了

スラブ敷設・CAモルタル注入全線完了

工事用機械取卸し状況

工事用機械取卸し状況

レール面整正(通り整正)状況

レール面整正(通り整正)状況

レール面整正(可変パッド注入)状況

レール面整正(可変パッド注入)状況